機能と特長
MM-Colmo/MM-ColmoNEOは、MM-2の柔軟性に富んだ多彩な機能と操作性のよさ、システム導入時の立ち上がりの早さを継承しながら、より一層優れた設計環境を実現するため、ここに登場いたしました

ハードウェア

MM-ColmoのプラットフォームにはSun SPARC stationを、MM-ColmoNEOではDOS/Vマシン (SunOS適合機種) を採用。
その処理速度の速さ、高性能グラフィックは、まさにCADアプリケーションにとって理想的な環境を提供します。ラインナップはいずれもコストパフォーマンスに優れており、ユーザーニーズに応じた最良の機種が選択できます。

OS

MM-ColmoのOSである日本語Solaris( MM-ColmoNEOはSolaris Intel Platform Edition )は、さらなる性能強化をはかりシステム管理を容易としたSunOSと、使いやすく一貫した操作環境を提供するOpenWindowsのウィンドウ・システム、および異機種間の接続に威力を発揮し高度な分散コンピューティングを実現するネットワーク環境(TCP/IP)などのテクノロジーを統合した先進のオペレーションシステムです。

ネットワーク

ネットワーク環境は、業界標準のEthernetでの異機種間通信(LAN)など、近年ますます複雑化する設計者をとりまく環境を広範囲にサポートします。

圧倒的な処理速度

MM-ColmoMM-ColmoNEOは、その独自の開発思想から、殊にバッチ系の処理(DRC/ティアドロップ付け/シルクカット/内層ランド処理など)のスピードでは他の追随を許しません。バインボードや高多層・高密度の基板設計であっても作業スピードが落ちることなく快適に操作していただけるため、設計者のストレスを大幅に軽減できます。

プリント基板設計からCAMデータ出力まで

MM-Colmo/MM-ColmoNEOは、卓越した操作性を誇る基板実装設計作業から、各種図面出力や製造データ出力までをサポートしています。また、他CADシステム/CAEシステムから出力されるネットリストをMM-ColmoMM-ColmoNEO専用のネットリストフォーマットに変換し、利用することもできます。

仕様を選ばない設計ツール

MM-ColmoMM-ColmoNEOは対話型のマニュアル配線方式により、あらゆる複雑な図形入力に対して設計者のノウハウを最大限に引き出すことができます。デジタル基板、アナログ基板、デジタル・アナログ混在基板などを区別することなく、豊富で柔軟な機能を駆使しながら設計操作を行えます。

豊富なDRC対応

常にクリアランスやネットをチェックしながら編集作業が行え、エラー入力時には日本語で警告が表示されるため、設計ミスをあらかじめ防止できます。また設計終了時だけでなく、ガーバーデータなどでネットのないものに対しても、さらに詳細なデザイン・ルール・チェックが実行でき、より品質の高い設計が約束されます。

各種出力

[HPGL] [HPGL2] [PostScript] フォーマットに対応した図面出力、[ASCII] [EIA] [EBCDIC] [ISO] など業界標準コードに幅広く対応したCAMデータ出力、および入力プログラムからのダイレクトなモノクロ図面出力をサポートしています。また、マウンターデータなどの用途に応じたパーツリストを簡易にカスタマイズすることも可能です。